サロンカー土佐路と中国地方乗り鉄ツアーその5 福塩・三江線で中国地方横断

その4から続き

福山に泊まり、翌日。

福塩線に乗りますが、1本早い電車で行くことにしました。

早起きしてしまったので。

福山6:50福塩線府中行き

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しかし黄色い電車ばっかりやなぁ。

初めて乗る105系電車。
大好きな飯田線119系電車と仲間です。

福塩線は地方交通線で、途中の府中までは電化しています。
それに通学の高校生も乗ってきて混雑しています。

途中で行き違う上り列車は増結対応で、通勤・通学客で混雑しています。

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途中、最後に残った115系湘南色と交換しました。

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沿線で一番大きい駅だと思いますが府中駅です。

この府中市は人口39000人あまり。(記事現在)
かつて備後国の国府が置かれた歴史からの由来みたいです。

ここからは、福塩線の輸送密度がガクンと変わります。

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見てくださいこの時刻表。

いま乗る8:11発を逃すと、次は15時台までありません。

中国地方のローカル線も苦しい路線ばかりなんですね。

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折り返し列車として到着・さっそく乗り込みます。

乗客は地元と鉄道マニアらしき客およそ8名ほどです。

府中8:11発 福塩線三次行き

府中を元気よく発車したかと思えば、崖の下にある線路には速度制限25キロとなっています。

かつての豪雨の影響でしょうか。これがほぼ全線に渡り続きます。

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制限票も新しい。法面切土の区間はほぼすべての区間かという位。

駅間ほとんどを25キロで走っていく区間もあるほど、本来のスピードに戻るのは平野部くらいです。

また全長 6,123m の長大な八田原トンネルがあります。

例によって、ダムの路線掛け替えのようですね。

このトンネルでは流石に軽快に走って行きました。

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こういう山間部と小さな集落が点在する区間をひたすら走って行きます。

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備後矢野駅、駅舎内に民芸店・うどん・そばの店「かすりや」があるようです。
寄ってみたいですが、次の列車が・・・・・・・・・・・・・・

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備後矢野で交換待ち。

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高速道路の無機質なコンクリート
ローカル線から眺めると何だか憎らしくなるんです。。。

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乗車車両、キハ120-333 お、並び数字だ。

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塩町で芸備線に合流。
福塩線の旅は終了、ほどなく終点三次到着を告げるアナウンスが流れました。

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三次10:02発 三江線 石見川本行き

乗り継ぎ時間4分。

「三江線、途中の駅では飲み物の自動販売機も終点の石見川本までありません」

という駅アナウンス。今は飲みたく無いけど、買って行くことにします。

三江線は、1930年に工事開始したのですが全線開通は1975年。

江の川に沿って建設したため、実際の直線距離約60キロのところ
路線長は100キロあまり。
なので、陰陽連絡の機能を果たせない路線となってしまいました。

たび重なる災害にも苦しめられた路線ですが
とうとう、来年春の路線廃止という決定が下されてしまいました。

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列車は2両編成。平日だからと混んでいないだろうと思いましたが

裏腹に結構な乗車率。

座席がギュウギュウにならない位ですが、程よく乗車しています。

比率で言うと、地元客2、一般観光客5、鉄道マニア3といった感じです。

発車し高架橋で三次市街を走ります。

やはりというか、三江線も切土法面が急な区間は制限25キロです。

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あれ、これ関西本線のような駅名。でも「いが」ではなくて「いか」ですね。

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宇都井駅。
地上20mにある「日本一高いところにホームがある駅」です。
ホームまでは116段の階段を上るそうで・・・

口羽?浜原駅間は、後年鉄道公団が建設した高規格路線なので
それまでの低速が嘘のように、最高速度85キロで飛ばします。

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竹 漢字1文字の駅。

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車掌さん(運転士さん添乗かもしれません)が乗客にパンフレットを配っていました。

また沿線案内も入れるなど、サービスを行っていました。

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キハ120のトイレですが、音姫までついています。

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この列車の終点、石見川本に到着です。

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駅前では、空き店舗?を利用した休憩スペースが開設され
地元の方がおもてなしをされています。
またここでは、携帯電話の充電器使用サービスや、廃線まで1年を切ってから発行してるというシリアルカードを
頂けたりします。

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この休憩所でおススメのランチ処に行ってみたんですが満卓であきらめ

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カツカレーを食べました。
旅行中カレーが食べたくて・・・・・・でも美味しかったです。

まだ列車の時間があるので休憩所に戻り休ませていただく事に。

そこで地元の方とお話を少しだけ・・・・・

この邑智郡川本町は人口約3千人あまり
主な産業は林業と典型的な山間の町でした。
また、何処かに勤めに出るような人はほとんど居なくて、自営業で生計を立てている家ばかりだそうです。

三江線のほかに路線バスや高速バスがあり交通の主な手段となっていました。

それと。三江線の現在のお客さんですが
必ずしも、週末の方が多いという訳ではないそうです。
これは一般観光客が多いという裏付けにもなるでしょうね。

また・・・・
青春18きっぷの期間はギュウギュウ詰め

のようですから、ご利用のかたは覚悟が要るかもしれません。

この距離乗車時間を考えると、立って乗るのはやめた方が良いと思います。

さて、駅に戻ります。ちょうど停めてあった車両がエンジン点けたところでした。
(おそらく、エンジンを切るのは乗務員さんの休憩なんですね)

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江津から出雲市までの特急券を石見川本駅で求めました。

石見川本 13:45 三江線江津行き

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江の川沿いに下ってきた列車の旅もわずか。

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沿線ではよく目にしますが

江の川の堤防を整備する工事現場が一杯あります。

すごい公共工事のお金だと思います。

こんなカネあるのに鉄道残せないんですね。(断っておきますが筆者の本業は建設業者)

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おお、立派立派。

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終点江津が近づいてくると、いきなり江の川の河口が遠くに見れます。

こんな大きい河川が河口に、三角州などに代表される平野を作らないというのも珍しいのではないでしょうか。

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終点江津に到着です。

さようなら、三江線。

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本日の目的は達成したようなもので、
あとは帰りとなります。

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お、キハ47が来た

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新型も来た。
(ナニ系なんだか知らない)

私は後続のスーパーおき4号に乗りこみ
やはり初めての島根県山陰本線
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途中、温泉津(ゆのつ)で先行のキハ47普通列車に追いつきました。

ここまでキハ47に乗りたかった。。。

海岸線を走りますがまあ漂着ゴミが大量に打ちあがっているのが気になりましたが
しばし地元千葉と違う海岸線を楽しんで出雲市まで

着いてみると、なんと

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うわ!トワイライト瑞風じゃないですか。

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これはラッキーでしたね。いいもん見せていただきました。
(ディーゼル発電機、けっこうウルサイんですね。意外だなぁ。)

ここからはサンライズで一気に東京まで。

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出雲市駅近くの立ちより湯で疲れを癒し。

喉が渇いてしまい。仕方なく1人居酒屋

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とある関西の方のせいでハマった、どて焼があったのでもちろんオーダー。

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出雲そばでシメ。

いやぁ??幸せですね。

この気持ちいい勢いでサンライズでは寝てしまおうと

さらに駅のコンビニで寝酒とツマミを買い込みます。

こういうお客さんが多いのか、駅コンビニのおつまみコーナーは他店より広く取り充実していました。
サンライズ需要ですね。

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まだ瑞風止まっています。

並びを撮影しようかと思っていたらサンライズ回送入線直前に発車していきました。

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サンライズはロネを奢りました。

以前、主任と鳥取に行った際Bシングルで寝られなかったので。

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結論をいえば

AネでもBネでも、寝られないのは別の原因

ですやね。

どうしたって、嬉しくて寝られないのか。

次はまたBネだなぁ。

少し広いし洗面台があるので居住性は大変良いですが
この料金の差はどうなんだろう。
個人で価値が分かれますね。

という事で、帰って参りました。

とくに廃止が決まってしまった三江線、途中下車も出来て地域も少しだけ立ち寄ることが出来ましたが。
今後の地方衰退の流れはどうなってしまうのだろう。
川の流れを逆流させるような抜本的な事がない限り「地方創生」を成就させうる事はできないですね。

私の今までの活動も、小手先だけのもの、語彙だけのものではなくて
なお一層の踏み込みが必要なんじゃないか。

襟を正すような引き締まる心境を覚えた、中国地方ローカル線縦断の旅でありました。

(おわり)

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